沖縄の政治状況は、福島の行末を見る座標として見ています。
福島県政の人が、「福島は沖縄のようにならない」と息巻いていると、数年前の新聞にコメントが紹介されていましたが、私から見ると、見事に沖縄の轍を踏んでいると思います。
それをこのコメントを見てあらためて思いました。公共工事の利権を得ることだけに血道をあげ、本質的な課題を無視し続け、県庁は国との交渉ばかりに注力し続ける、という点はまるで似通ってきています。
何を念頭に置いて「沖縄のようにはならない」と福島県政方面の人は息巻いていたのか、そちらの方がかえって不思議です。
「革新系の「基地のない平和な島」に対し、保守系はいうまでもなく、公共工事に絡む利権を守り継いでいくことでそれぞれの延命と利害を反映させるという大義が基盤にあります。」
「裏を返せば、保守・革新のどちらの側も沖縄の根本的な課題解決にはコミットしていないことに、多くの県民が気づきはじめているということです。」
【視点】従来から、革新系の基地政策で成果を出せなければ政権寄りの保守に移り、保守が基地政策であまりに政権の言いなりが過ぎると再び... https://www.asahi.com/articles/ASS6J5W02S6JTPOB00CM.html?comment_id=26035#expertsComments