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結局、福島の復興政策の場合は、いろんな注目が集まった時期は、騒々しくて迷走もした一方、さまざまな意見や力が働いたため、新しい動きも起きたし、住民の意見を聞こうという風潮も一部にあったのだけれど、時間が経過し、統治システムが平常化するにつれ、中央の関心も薄れ、権限がローカライズされてきた段階で、福島の政治と行政の保守性と閉鎖性と権威主義性が、強調されて全体を支配した、ということになるのだろうと思います。

そこに、国政の無力化と劣化、行政機能の急速な低下も重なり、2017年以降は、ほぼ誰も本気で復興の舵取を行おうと考えていない、という状態で迷走し続けているのだと思います。

ローカライズされた段階で、主導権をきちんと握るべきだったのは、県知事ですが、そもそも県知事は自分の頭で政策をなにも考えられない人で、県庁は国の出先機関としてみずからの権限維持のみを最優先としている、県議会はオール与党で県庁とべったり、で本来機能するべきローカルの政治勢力全てが機能していない状態になったのだろ思います。

内堀知事、怖いくらいになにも考えていないと思います。決まったこと、決められたことを決められたようにこなす能力には長けていても、構想力はまったくお持ちでない方です。

そもそも政治家には向いていない方で、その方を県知事でずっといられるのは、それが都合のよい政治勢力が支えているから、ということでしょう。

復興を食い物にしているのは誰だ、というのは、2017年以降、ずっと考えています。

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