働き続けた結果家庭を顧みない父親と化してしまった寅子、「生まれ変わるから一緒についてきて欲しい」という台詞はダメな父親や夫の常套句だがどうなるだろう。親と一緒にいることが子供にとって幸せとは限らないことを寅子は仕事を通じて知ってる訳だし、なんか寅子は優未に一緒に来て欲しい気持ちが自分のエゴであることをわかっていそうな気がする。
寅子の中でも優未は花江たちと東京に残って地裁出向は自分一人で行く方に内心ほとんど傾いていたところで、母親の真剣さに圧倒された優未が一緒に行くと返事してしまったように見える。