TVガイドperson読んだ。これから読む人もいると思うので詳細は控えるが、流司さん、どこまでも役者だなあと改めて思った。こんなにも、役と向き合ってくれてありがとう。
まりおくんとりゅじさんって、三日月と清光/赤と青/キャリアの歩み方 といった視点から私は、肩を組むより背中合わせが似合う関係性だと思っていた。けれどそれは違って、りゅじさんから見て自分の隣にいる、苦労を知っている仲間や同志のような存在なんだろう。りゅじさんは最近別のところのインタビューで(ブロビだったかな)、「俺より苦労してないのに売れてる役者とかいるし」などと溢していたのだけど、「まりおくんがこの先すごく売れても関係性は変わらないと思う」という一言は、この裏返しみたいに思える。まりおくんの頑張りも苦労も、隣のレーンにいながら横目で見ていたから知っているのだろう。同じページに載っている、二人が身体を掴み合って同じ方向を向いている写真が、なんとも温かく、心強い。
二人の対談の写真がどれも、二人とも正面を向いているか同じ方向を向いている写真ばかりなんですよね。背中合わせじゃない。隣にいる二人という関係性が伝わってくる。
それにしても「年齢とともに体力は落ちていく、体力のない人間がハツラツとした少年をやるのは役に失礼」という言葉に、どこまでも2.5次元俳優だなあと。“俳優”でもあるけれど、若い役とばかり向き合うのは“2.5次元俳優”ですよ。2.5次元で演じるのは子供や若者の役ばかりだから。こんなにも役と向き合ってくれて感謝しかない。