社会に堪えきれなくなって当日券で駆け込んだ。残業してしまったので半分もいられたかわからないが、そんなことも考えてられない時がある。「空気を読むな」「君は間違っていない」と支えながら、何もできない辛さにも寄り添ってくれて、いつも最後にPEACEを掲げるバンド🐰
ヴィジュアル系バンドのライブでしか堪えられない怒りと孤独がある。家族は信頼できなくて友達も一人もいなくて、部屋でイヤホンして一人で音楽を聴いていた頃から何も変わっていない。
ライブでストレス発散したとかその瞬間だけ現実を忘れられるとかじゃない。むしろ現実と繋がっている。音楽を聞くと現実の景色が思い出されて、それが支えになる。ライブハウスを出ても現実の問題は消えてなくならない。その現実を生き延びる支えを貰っている。
LM.C、もう18周年ですって。終わりが見えている、年齢的にも体力的にも今までと同じようにはやれないとアイジは言うけど、私はライブが毎回本当に楽しくて。「大切なものなどそう多くない」という歌のように、バンドが一回一回を大切に、思い切りやってるのがわかる。何があっても続けてとは言わないから、終わる時は事前に言ってほしい。あれが最後だったと思いたくないから。かといってこれが最後かもと思ってライブに臨みたくもないから。
最後にテンションあがりすぎてもう一曲やりたくなったmaya、何聴きたい?と客に尋ねてチーマーたちからいろんな曲名が挙がる中、PUNKY HEART(周年ライブのオーラスにやる曲)→いつでもやれるからナシ、METTALY(初期の暴れ曲/年末のFCライブで久しぶりにやった)→練習してないから無理、と自分から聞いてるくせに自由でおもしろかった。
結局PUNKYの声が多くてそれになりかけたけど、準備してる間になんか気分じゃないんだよな~とぼやいて、明日バレンタインだねという誰かの一声でThe LOVE SONGに。恋愛ではない愛の歌だが、なんだか嬉かった。
そういえば昨年の今頃もライブでこの曲を聞いて「成り行きで手に入れた未来は迷わず置いていく」という歌詞に勇気づけられたことを思い出した。あのライブもよかったな
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