これがやたら回ってくるし、たしか広瀬隆さんが『危険な話』で鳥山明さんを名指しで罵っていたなかの1人に混ぜていたと記憶するけど、1981年において、明確に「反原発」を鮮明にしていた政党は社会党しかなく、それとて右派は容認したくてしゃーなく、左派に引きずられて文句言いまくりのなかでしぶしぶ従う、という状況だった。電機労連系や東海大学松前家の関係者は、それでも「核の平和利用」を説いて止まなかった。
そこから2年遡っても社会党と公明党だけが「反原発」で、自民党新自由クラブ民社党共産党は基本的に「核の平和利用」促進派だったのですよ。
したがって鳥山氏がこれを描いても、「彼が社会党左派のシンパではない」ことくらいしか証明していないのです。
ウヨサヨの話ではないことを、81年当時の文脈では、考えておかなくては。
それでも「粗忽者だな」とは思いますよもちろん。
この話者は10年ほどまでに、「夏場の公園で水遊びしている幼児(女児)を双眼鏡で覗いている」ことを連ツイしてる、当時勤務していた幼稚園から短大・大学を一貫で抱える女子大の講師職を辞めざるを得なくなったはずだ。
まるで反省がない。
端的に言ってキモイ。
「いま現在」の為政者や政治体制を批判するために「徳川将軍家の政権(江戸幕府と呼ばれるもの)」をムリヤリ持ち上げて、江戸およびせいぜい京坂の支配層が食えれば各大名家の領民なんか知らんという「分権体制」(だから飢饉のたびに異様な死者が出る)を褒めてみたり、保科正之が明暦の大火の5年も前に死んでる徳川家光の“霊言”が聞けたりするとか、いきなり頭がアレになる人多過ぎるだろ。
このハンネ使い始めて今年でもう20年になるのね。びっくりだわ。