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昼寝したらホラーな夢を見た。目が開けなくて指で瞼をこじ開けても視界はずっとボヤけて見えない。誰かからもらった、指先につけるアクセサリーの真珠の美しさ。しんだひとが帰ってきて部屋にいた。聞こえるはずのない音楽と歌声、聞き覚えのあるその曲の歌詞を思い出そうとしてる。部屋の隅に綿のように積もった埃、動かない掃除機。薄暗い部屋。嫌な夢だなあと思った時に目が覚めた。顔に当たるエアコンの生ぬるい風が、原因だったみたい。悪夢とは思わないけど、いい気分ではない夢だった。昼寝はするもんじゃないわ。

アクセサリーの真珠がすごく綺麗で、薄暗いなか輝いていたのは印象に残ってる。指先の、爪と指の間に真珠を固定する作りになっていた。固定する金属もシンプルなデザインでツヤツヤとしていたな。すごく綺麗な人がつけていたのを、夢の中の自分がもらった経緯だったような。あの人は誰だったんだろうな…

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