AIと融合した人型のものをアイコンにしたいから作ってと頼む時に感じるのが、ChatGPT(DALL·E)も人間の持っているバイアスとか無意識の決めごとに当然引っ張られていて、例えば「性別はもう存在しない」という意味で外見に偏りのない絵にするように頼んでも、なかなか中間点の提案が出てこない。プラモデル風にしてよ、絵で描いたものをおもちゃとして立体化してよ、などもはや人間ではない方向から色々頼むのだけれども、完全な不気味ロボットでないとそういう雰囲気では出てこない。発想から新たな形で作るのはなかなか難しいってことを逆に感じる。参考までにこの二つはまだ偏りが少ない方で、この中間点は出てこなかった。

テキスト追加

WordPressに、旧作の動画版短編小説を3本載せていましたが、わざわざ動画まで見なくて済むようテキストも別途追記しました。(テキストファイルがクラウドに置いてあるのを見つけた。バージョンが一致してるかはわかんない……)

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rey-li.com/archives/category/t

しずかなインターネットにもそれぞれ単体で載せておきました。

『夜をクジラと』

sizu.me/reyli/posts/ffccunz9fa

『月の彼女』

sizu.me/reyli/posts/6ozvdsi5en

『夏を走る』

sizu.me/reyli/posts/i44hfem331

『惑星間飛行』

星々は、遥か宇宙の深遠へ縫い付けられたように、動かない。
あれらが、あまりにも遠すぎるせいだ。

無数の星々に等しい数で船団を形成し、無音の高速航行をしている我々のすべてが、一人乗りの宇宙船だ。
時々、高速度のまま止まっているかのような錯覚を、無音の中に起こしている。

「データ異常を確認」アルタイル号の通信に「未知の波長を観測」とヴェガ号が応答する。
丸い小窓の外で、一隻の宇宙船が二度発光し、静かに瓦解していく様子が見える。
「原因不明、興味深い現象」

音もなく船団を去っていく宇宙船を小さな窓から見送る。
変わらない星々が、我々の発生以前から、不動のまま灯っている。

Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。