で、また続くのですが、来週月曜日(5/29)『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』刊行記念イベントで、訳者の羽生有希さんとのトークがあります。
参加は配信と会場のどちらも可能で、アーカイブ配信もございます。
内容も興味深いのですが翻訳も素晴らしい本書を巡り、フェミ・クィア的にあらためてsexを考え直す時間を皆さんと過ごせれば嬉しいです。
というか『ACE』、翻訳の文体が非常にこなれていて読みやすいのもあるのですが、訳註が本当にすごいです。大学学部レベルでのセクシュアリティ関連授業でこの本をテクストにするとしたら教員サイドから説明を入れても良いかな?と思う部分が、すでに全部訳註になっている感じ。お薦めです。
内容自体については、羽生さんとの打ち合わせの後に、いずれまた多分ちょっと書きますが、「あ〜そうそう確かにそういう感じだったよね〜」みたいに、経験的に腑に落ちるところが非常に多かったのは、個人的に興味深かったです(私はACEアイデンティティを持っているわけではないので、どこでずれていくのかが興味深いな、と)。
https://online.maruzenjunkudo.co.jp/products/j70019-230529