『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』
ベネさんとお猫〜♡と、ウキウキで観に行ったら、ダメージを受けて帰って来ました…(お猫の描写に辛いところは無いです)
とはいえ、とても良い作品。
スタンダードサイズの作品なのは何故だろう?と思ったのも束の間。
多分これはキャンバスの比率に近いため、スタンダードサイズを選んだのだろうな、と勝手に納得。
素敵な絵画を思わせるような引きの画の数々による決めのシーン。
かと思えば、いわゆる「現実」を突きつけられるシーンはドキュメンタリーのような臨場感溢れるハンディにて撮影。
光の捉え方も美しい。
愛と喪失により生まれた猫絵画の数々により、人権ならぬ猫権の向上にも貢献していたとは。
1800年代後半〜1900年代前半の時代では当然とされた価値観をはじめとし、身分差、病気、家族、様々なことが詰められて語られ、昇華していく作品。