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国立歴史民俗博物館『陰陽師とは何者か?』
「歴博」ロゴのフォントをみると、毎回、郷愁を感じる。雨にも関わらず人出が多く、陰陽師人気は今でも健在であった。
個人的には第3部の「暦とその文化 ~時間の可視化とその意味」に興味があったので、1部・2部の占い祭りから派生した吉凶を判断するための暦の製作に携わった陰陽師と時期を分けて欲しかった。しかし、充実した展示構成ではありました。
ちょっと笑ってしまったのが、和宮と下向し、慶喜の嘆願書を持って奔走した土御門藤子の兄、土御門晴雄が陰陽頭として江戸城に上がった時出された弁当が粗末だったといって怒っていたところ。そりゃそうだろう。その頃、幕府の天文方はバリバリ機能していて、陰陽師の必要性とか感じでないわけだし。それも含めて、人臭くていいなと思う。

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