良かった!2時間45分長いかと思ったけどけっこうあっという間だった。このペースだとたしかに前後編いるなあ。
「ミュージカル映画」というより「舞台のミュージカルを映画にしたもの」っぽいなって思いました。私にとってその二つの何が違うかというとあれです、”歌を聞かなくてもストーリーがわかるかどうか”です。ミュージカル映画ってなんだかんだで映画なので、たとえ歌の歌詞をまるっと全部聞かなくてもストーリーの理解に支障がないことが多い(と思う)んだけど、舞台のミュージカルは歌詞が聞こえてないとまじで何が起こっているのかわからない(と思う)。今回は明らかに後者。
#映画
「Wicked」このミュージカル映画と舞台のミュージカルの話
舞台系のミュージカルでは感情の動きとかはすべて歌の中で起こるし伏線も歌詞の中にあるんだけど、でも私は基本的に映画を見る人なので歌詞の中にあるものって伏線としては認められないみたいなとこがある。今Aのこと好きって歌ったけどそれに呼応するシーンなかったじゃん!?みたいになる。そうじゃない。ミュージカルにおいてはたとえその情報がそこで初出であっても歌詞に出てきたらそういうもんなのである。むしろ歌詞で初出した情報のほうが重みがあるまである。映画の見方とは違うので気をつけて(自分に)。