アマプラで「Soulmates」というオムニバスドラマ見てた(2020年制作でたぶん日本のアマプラにもある)。ソウルメイトが医学的検査で見つかるようになった世界の話。幸せに暮らしていたカップルにも本当にこの人でいいのか…という疑いが生まれたり、ソウルメイトがいる世界ならでは犯罪が起こったり。

6話目の「ケイトリンのバラッド」が面白かった。夢見ていた運命の相手がヤバイ人間だったら…?という話なんだけどフェミニズム的だしニュアンスのある結末が良い。

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しかし「Soulmates」見てて思ったんだけど、ソウルメイトを見つけたからといってその相手とやることが結婚してー、子供もうけてー、家買ってー、一緒に暮らして親族づきあいしてー、っていうことなら別に誰とやっても同じっていうかなんで相手がソウルメイトである必要あるのかわからん(それ自体が第1話のテーマでもあるんだけど)。

それってつまりソウルメイトを見つけたら人生自体が素晴らしくなるというわけではなく、「この人はソウルメイトなんだからこれが最高なんだ。これ以上の幸せはないんだ」という【可能性への諦め】が手に入るってだけでは…ということを考えさせるドラマだった。人間を苦しめるもの、それは可能性…運命が諦めさせてくれるもの、それも可能性…

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