「Barbie」見てきた。
思ったより難しかった。内容がではなくどう考えたらいいかが。考えさせるムービーだ。
おもちゃの世界と現実世界の齟齬というとこだけでいうとレゴムービーとかレディプレイヤーワンとかと似てる点はあるけど、本作ではそこはガワだけでテーマは真正面から性差別だから、そういう現実の難しい問題を扱ってる映画にスッキリする展開とかハッキリした結末とかはなかったりする。まあ上に挙げた2作なら現実に向き合えとかいうメッセージに着地しとけばいいけど、性差別にはそういう皆がまあそうだよねとなるジェネリックメッセージみたいなのはないし。あまりにも重い。現実が。
でも現実に解決のつかない問題を物語の中でだけきれいにやっつけて留飲を下げた気になるより、スッキリしなさをちゃんと描くほうが誠実なのかも、と近年は思ったりもします。
と真面目な感想を述べているけど映画のノリはクレイジーだった。ケン on the ステージみたいなあの時間is何???????? 作り手と演者楽しくてたまんなそう~と思いながら見てました。
#映画