という訳で、立民は「政権交代」などと舞い上がっているが、はっきり言えば執行部の経済無策に批判的な候補が得票した結果、つまり「執行部への批判票」なのだから全く喜んでいる場合ではない筈。
同じ事は自民党にも言える。つまり岸田政権の経済政策に対する批判票でもある。
外交や安全保障での手腕と成果は積極的に評価するが、足元の経済、日々の国民生活に関しては全然ダメ。頼みの減税は1回こっきりだし、一方で社会保険料増などのステルス増税、再エネ賦課金も増、ガソリン代も補助金頼みなので減税の効果も既に相殺されてしまう。
以前から主張している通り「消費税減税・再エネ賦課金廃止・トリガー条項凍結解除」を掲げて選挙に臨めば圧勝間違いなし。というか早くそうしろ。
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ではここで立民3連勝のもう1つの大要因「メディアの偏向報道(とはっきり書いてしまうが)」を取り上げよう。メディアの野党贔屓は以前からだが今回は何と立憲民主党の選挙違反(個別訪問)を無邪気に記事にした挙句ステルス修正を重ねるという大失態 https://twitter.com/ttensan2nd/status/1785096674563838068 https://twitter.com/ca970008f4/status/1784953699959533608 。これ、テレ朝側も立民側も大問題の筈なのに、どちらも全く何事も無かったかの様。いくらなんでも酷すぎるだろう。その一方で岸田政権に対しては「外遊」という単語の意味を捻じ曲げてまでdisり、調子に乗った立民議員が便乗して自爆というお粗末 https://twitter.com/KJ_monasouken/status/1785651670959161511 。
だが、かつて同じ位メディアから滅茶苦茶言われながらも最後まで選挙に強かった政権があった。そう、(第二次)安倍政権だね。
岸田政権は外交や安全保障では安倍政権の路線を踏襲していると言ってよい。一番の違いは勿論、経済政策。それを認めたくない人達が「アベノミクス無効論」を言い立てたりしているが、的外れにも程がある。
だから結局、経済に戻ってくるのだ。そこを改めない限り、与野党どちらにも未来は無い。
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