【週間PseuDoctor】【政治】【経済】「進む円安、1ドル160円付近で覆面介入の模様だが円安基調は変わらず再度介入か」:まず今回の介入そのものについて3点。
1)介入の結果、莫大な為替差益を手にした。超概算だが民主党政権の際に76円で買ったドルを155円で売ったとすれば3兆円以上の儲け。
しかしその利益は外為特会に入るのみで国民には還元されない。
2)今回もまた神田財務官が表舞台に出まくっている。何度でも言うが
・選挙で選ばれていない官僚が政治家を差し置くのは民主主義の原理にもとる。
・制度上も介入の責任者は財務相であり断じて財務官如きではない。
・大手メディアも財務省の提灯持ちで神田財務官を持ち上げてばかり。
本件を受けて私のTLでは神田財務官への批判が沸騰している。私自身も以前から何度も批判しているので、詳しくは過去スレ twitter.com/_pseudoctor/status から孫引きなどしてご覧ください。
3)既に何度も書いている通り、介入とは投機筋への牽制などの一時的な措置に過ぎず、本質的な対策は日本の経済力を回復させる事にある twitter.com/_pseudoctor/status 。言い換えれば(長期的な意味での)通貨高とは国の経済力が(他国に比して)強くなった「結果」。従って
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経済が弱いのに無理矢理に円高誘導をすれば、逆に景気に悪影響を及ぼす。これこそが「悪夢の民主党政権」下で起こった事だ。
なので目下の円安に対して利上げを行うのは悪手。正しい対策は、輸出企業等への恩恵はそのままにして、インフレで苦しむ庶民への手当として減税や補助金を出す事。
それこそが財務省の本来の仕事の筈だが「金を出す」のだけは徹底的に嫌がる財務省は、そうした財政支出の手段など最初から存在しないかの如き態度を取る。介入前のこの記事 twitter.com/gendai_biz/status/ を見ても介入と利上げの話ばかりで財政出動は一言も無し。
その一方で「隙あらば日銀に責任転嫁しよう」とする人々が居て呆れる。例えばあの「ハイキングのドイツ人」の人が「日銀が利上げしない(できない)のは債務超過に陥るから」などというカビの生えた与太話を持ち出す始末 twitter.com/ToruKumagai/status 。引用リプがフルボッコなのがせめてもの救い。
なお「日銀の債務超過」に関しては過去スレ twitter.com/_pseudoctor/status でも解説しているので参考にしてください。


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