2)円安はトータルでは日本経済に有利。これは日本経済(の対外的な部分)の主体が「原材料を輸入して完成品を輸出する」という形態を取っているから。
3)何かと言えば為替介入の話ばかり。何度でも言うが為替介入とは一時的な措置に過ぎず、長期的なレートはファンダメンタルで決まる。
逆に言えば、円安(ドル高)が進んでいるのは米国経済の好調さの証。だから為替介入はあくまで一時的な措置と心得て、日本も経済力をつける為の政策を継続的に行う必要がある。即ち(植田日銀の方針とは逆の)金融緩和の継続と(財務省の方針とは逆の)国債を財源とした持続的な財政出動。
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