【週間PseuDoctor】【震災】【原発】「東日本大震災から13年」:あの時、丁度私は(仕事柄)顕微鏡を覗いて診断の真っ最中でした。急に視野が揺れ始めて止まらないので「すわ、脳梗塞かメニエールにでもなったか」と思いましたが、すぐにそうでないと気付きました。
こちらは震災の4日後にアップした記事です https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2011/03/blog-post.html 。今でもここに書いた想いは変わっていません。そしてその2日後には「震災に便乗するニセ科学」と題した記事を書き https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2011/03/p03-01.html 、その中でマクロビオティック、ホメオパシー、水伝、EM菌を取り上げました。
この中には下火になったものも、EM菌の様に今なお害を撒き続けているものもありますが、改めて見直してみると、食、医療、教育、農業と多岐に渡っているのが解ります。更に大きく捉えるならば、産業、社会保障、政治、行政と多くの分野に影響が及んでおり、全く油断がなりません。
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更にその数か月後、あの悪名高い震災復興増税に対する批判記事を書きました https://pseudoctor-science-and-hobby.blogspot.com/2011/08/blog-post.html 。流石にまだマクロ経済に関する理解が浅く、貨幣論に関する議論が全く出来ていません。しかし逆に言えば、それでもこれだけの批判が出来たという事でもあります。
という訳で、当時から私の基本的なスタンスは変わっていない(変わった部分も勿論ありますが)のを再確認した13年目でした。当時に比べると「風況加害」の用語が市民権を得るなど良い事もありますが、一方でデマ屋や煽り屋がコロナワクチンなどの新ネタにシフトしたとも言え、注意が必要です。
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