大河ドラマ「光る君へ」最終回まで見た
大河は年によって見たり見なかったりだが、今作は紫式部ファンタジーだなと思いつつ結局毎話見た。
高校生が見ても特に源氏物語の内容は把握できないが、道長の時代の人物や作品のことは把握できるかもしれない。
昭和の時代劇のような、モヤッとする止め絵のラストだった。平和な時代にも地獄があり、もっとひどい戦争の時代は何度も来る。
俳優さんがお若いので死にゆく道長が正岡子規のように見えたが、幸せだったのか、苦しかったのか、ひとり寂しく亡くなったのか。
でもドラマで老いはいろんな表現で積極的に描いてほしい。
いとや乙丸など、貴族の世話をした人達が老いても大事にされているのは良かった。
それ以外の庶民は疫病や飢餓などで幸せで長生きが難しい世が続いたのだろうけど。
作者本人と知らず熱く解釈を語ってしまう源氏物語ファンのあの少女は面白かった。
次の大河は江戸中期で、浮世絵などがテーマのようだが、遊郭の話がつらそうなので見ないかもしれない(遊ぶ側の楽しさだけでなく、働く側の苦しみも描くようだが)
陶片追放された正義の人アリスティデスの話、塩野七生の本で読んだ気がする。現代でもありそうな話。二千年以上前から試行錯誤だな。当時と同じ民主主義ではないが、市民が制度を理解していないと機能がおかしくなる。選挙の一票は重い。
https://www.y-history.net/appendix/wh0102-061.html
百年後も人類文明が存続していたら、自動浴室洗浄は庶民にも普及していてほしい。
漫画、SF、動植物などが好き