野村亮馬『第三惑星用心棒』第三巻
待望の新刊は、地球を少し飛び出して、さらに面白くなった。
牧歌的になってしまった29世紀の人類社会。物騒で誠実な人工生命。口の悪い動物達。
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漫画の感想『第三惑星用心棒』第三巻 

エルシーの用心棒としての働きぶりが、作品名どおりのスケール。これまでなんでも楽々こなすアンドロイドだと思っていたけれど、今巻のミッションはなかなかきつい。
イルカ達、本当に良い性格だな。
生体兵器、伊藤計劃作品にも出てくるが、絵で見る気持ち悪さよ。何やってんだ未来の軍事産業。
実用的なマシンの数々、わくわくする。
人類の子孫達、細々とわちゃわちゃしている。人工生命達、人類を守れと設計されたのだろうけど、人類よりも人類を存続する行動をしていて賢い…
古典的SFから語られてきた、発達した文明とその衰退のテーマ、そこに宇宙関連技術のリアルさが加わる。
本人も知らない秘密が明かされて、その後どうなったの…まだまだ続きが読みたい。

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漫画の感想『第三惑星用心棒』第三巻 

腕との運命の交錯…昔話に出てきた服とギターのこと、スルーだったな。腕には記憶が残ってないのか。カプセルもどうして?
人類、大事なものを、もうダメそうな地球から持ち出そうとしたのかな。みんな旅先でどうしているのか(世紀は異なるけどキヌ六と続く?)

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