生物多様性の本を読みまして(本川達雄『生物多様性』)、生き物たちの多様な生態の説明はとても面白かったのですが、それを「生物多様性は価値がある」という結論に接続させようとしているところにかなり苦しさを感じました(依頼者の意向なのでしょうが)。前者は科学で、後者は信仰(感覚)の話になるので、同時に話すのは無茶だなと……
前に読んだ『理不尽な進化』はこのふたつに横たわる人間の認知バイアス(ex.自然の差配に“神”をみること)に焦点を当てているところが良くて、ああ、わたしが生物多様性のことを考えるといつも“神的ななにか”について考えてしまうのは故あることなんだな〜と思いました。やっぱり環境の話をするなら、ヌースフィアとか、生物都市とか、幼年期の終りとかのヴィジョンを持ちたいよね……
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