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天皇制の話をするなら支持(容認)するにせよ批判するにせよ憲法の話とセットにならざるをえないはずなんだけど、いまだに批判する側の立場から「言ってやったぜ!」程度の形而上学的な言明しか出てこないのは本当に残念なことだと思っている。この人たちやる気あるのかなと。

おそらく黙認されているであろうことをわざわざ掘り起こして問題にしたいわけではないんだけど、例えばいまディス速って普通に援助交際の温床になっているでしょ?その他にもさまざまな不法の商取引が放置されていて、かついろんなタイプの問題を抱える人が野放しになってるから、実質の無法地帯になってるよね。別にパターナリズムに訴えたいわけじゃなくて、このままでいいの?とは誰もが感じていると思うし、私もその一人だということ。何か大変なことが起こってからものを考え始めるのいい加減やめましょうよ、とはちょっと言いたくなる。

今更感もあるけど、読み直しておきたいサイボーグフェミニズムについての記事。
「ドナ・ハラウェイの最も有名な作品は、 1985 年に出版された『サイボーグ宣言』です。ハラウェイはサイボーグに期待を寄せるが、サイボーグが人間と機械の境界を曖昧にする一方で、男性と女性の境界も徐々に曖昧になるだろう。 『攻殻機動隊』はサイボーグにとって優れた分析テキストと言えるだろう。」
richaelsun.medium.com/攻壳机动队-与赛

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田中敦子さん、61歳は早いよね。
この機会に言っておきたいのは、みんな大好き攻殻機動隊についてなんですが(私も好きです)、草薙素子はたぶんアーレント主義の右翼なので、そんなにてらいなく持ち上げられてもちょっとなぁ…という感じはしています。

Threadsのアルゴリズム、年齢のことを言ったらエイジズムに関する投稿を集め、ナショナリズムを批判したらナショナリストの投稿を集めてくるので、利用者に対する嫌がらせとしての性能はかなり高いと思う。

毎日嬉しかったことも嫌だったこともそれなりにあるはずなんだけど、普通に生活していたら、(仕事とか)何らかの作業中はそのほとんどを忘れてるんだよね。そんな風に思ったら、いま何か悲しい気持ちになった。自分の感情に鈍くなっていくのは改めて考えてみると寂しいことだなと。

中上健次にとってはそれが韓国だったり、ジャマイカだったりしたんだろうけど、ある種の物書きには母国に対してそういう「抵抗の拠点」が必要になるってことは感覚的にすごくよくわかる気がするよ。

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同志のエッセイには「(私は)ナショナリストと非国民の間の狭い波打ち際を歩いて行きたい」という名言があって、実際に彼はそうしてキューバという国にたどり着いたわけだよね。それもいい話だと思う。

そういえば龍はこれからの日本文学の担い手は移民かなんらかのマイノリティーになるだろうってずっと言ってた。これに関しては共感しかないし、実際そうなっていると思うんです。

私のベスト5は以下の通り。
①『限りなく透明に近いブルー

②『KYOKO』
③『イビサ』
④『ライン』
⑤『トパーズ』

彼は「進化」に拘ってる。それは端的に言えば、「生成変化」せざるを得ない追い詰められたマイノリティの話ね。「あらゆる意味で、エッジに置かれたマージナルな弱者」にブレイクスルーの可能性を見る。それが村上にとっての「進化」で、これがずっと誤解されてきてると思う。

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村上龍がネオリベかどうかって話、たしかにカンブリア宮殿だけ見ていると、「そうかも・・・」と思ってしまうのはわかるけど、私は違うと思う。『トパーズ』だって『アメリカン・サイコ』的な話にはできたはずでしょ。でもそうならなかった。

小説家としての村上龍の評価はとどのつまりどの批評家に阿るかって話でもあるので、如実にその人のバイアスが出ておもしろい。私の見方は福田和也より浅田彰に近いです。だから、『テニスボーイの憂鬱』より『イビサ』の方がずっといいと思う。

そういえばミニストリーのアル・ジュールゲンセンのSpotifyのページのぞいたらantifaのプレイリストがあって、ほとんどしばき隊のノリだなと思って数年前ちょっとひいたのだった。

川口自警団は成り立ちがフィンランドの「オーディンの戦士たち」(ネオナチ)のそれと似ているので、日本でも本格的に排外主義の時代になってくるのかなぁ、と恐怖心を抱いている。こういうときストリートレベルの解決を求めるならしばき隊は本当に心強いよね、とも思った。

遅ればせながら『夢中夢』聞き込んでいるんだけど、コーネリアスのアルバムの中では一番ピンとこない「歌モノ」アルバムで、しかし一概に嫌いとも言えず、通して何度か聴いたけど、よくわからない。もちろんすごくウェルメイドだったけど。ここがピンポイントで苦手というより全体的にちょっと・・・という感じなんだけど、シンセ・ウェーヴみたいなことやろうとしてるあたりは特に合わないなと思った。

田中美津さんは小熊英二の『1968』の自分に関する記述が嘘だらけって指摘を、(よりによって)Amazonのレヴューでしてて、それが一番印象に残っているんだけど、そのエピソードが既出だったので、亡くなったときには私は何も言わなかった。ある意味では活動家の鏡みたいな人だったとは思う。

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