ダサいレーベル名のせいで音楽好きからシカトされがちな村上龍のレーベルからも2枚選びました。同じようなことをブラジルでしていた日本人に田中勝則という人がいて、彼のプロデュース作品からも1枚、ウィルソン・モレイラのアルバムを追加。両者の名前を同じリストに入れられたことを嬉しく思います。
80年代後半からバブルを経て90年代末頃までの日本と「世界」との関わりに思いを馳せるのも一興でしょう。
「ワールド・ミュージック」については、デヴィッド・バーンがニューヨークタイムズに寄稿した“I hate world music”という記事(https://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9901EED8163EF930A35753C1A96F958260)
は今なお重要。
興味を持たれた方のために、マーカス・ガーベイの脱国家的抵抗運動
(https://www.history.com/topics/black-history/marcus-garvey)
やフランツ・ファノンの『地に呪われたる者』などを改めて推薦しておきたいと思います。
ありゃ、入ってなかった…
これですね。田中勝則プロデュースのウィルソン・モレイラのアルバム。
Wilson Moreira “Peso Na Balança”
(https://www.discogs.com/master/1243786-Wilson-Moreira-Peso-Na-Balança)