丸木夫妻の原爆の図もはじめて実物をみましたが、すさまじかった…… 直後に描かれた一部から八部の、死者たちの凄絶な魅力……
丸木夫妻は原爆投下数日後に入市しているので、直接経験はしていない。そういう人たちが(だからこそ?)描き得たということ(丸木位里の妹である大道あやは決して描かなかった)、30年かけて核兵器のあらゆる死者たちを描いたこと、丸木俊は義理の母である丸木スマの不慮の死ののちに、その後継者として丸木姓を名乗りだすということとか、いろいろと考えてしまった。
そして丸木スマや大道あやの絵も生命力があふれだしていて、めちゃくちゃよかった。数は少なかったですが、二人はべつに美術館があるんだったかな。グッズにもなっていていろいろ目移りしたけど、まるっとしたカニのポストカードを買いました。
丸木美術館は駅からかなり遠いですが、すぐ下に川が流れていて、とてもいいところでした。また行きたい。