宝石の国 の感想① ネガティブな感想も含みます 

全話無料を、以前に読み終えた続きから読んだ感想。
壮大な物語で、やっぱりすごいなぁと思った。

面白かったゆえの愚痴なのだが、

エクメアとカンゴームの関係は読んでいて居心地が悪かった。実年齢は壮大すぎるので置いておいて、見た目の年齢差が。
短編集の頃から先生の好みは分かっていたものの、辛い。
以前の読んだ時に、辛すぎて他にもエクメア無理だよとなっている人いないか感想を検索した。いっぱいいて、そうだよな良かったと心を落ち着かせた覚えがある。

宝石の国 の感想② ネガティブな感想も含みます あと最近のワンピの話もあり 

また、性別に関する描写で個人的に一言な点。

一つが、宝石たちの「兄、弟」という呼びかけがあったものの、それ以外物語全体が基本無性的であったのに、確か最初に出てきた性別に言及する言葉がアユム博士を「人間のメス」と言及するところで、言葉の響きのどぎつさにちょっとショックを受けてしまった。(人をオスメス(特に様々な文脈におけるメス)と言い表わすのは物語の流れとして分かっても嫌だなーな時はある。)

もう一つは人間の「魂肉骨」のうち、
「魂」の月人の代表は「王子」で、「骨」の宝石たちは無性的子どもだが「兄、弟」と呼び合う美しい少年?のようで、でも「肉」のアドミラビリス族の最初に登場する王はウェントリコスス「女王」なんだなぁと。
いやいいんだけどね。

それだけだが。

関係ないが、漫画ワンピースのベガパンクの分身サテライトの、悪暴欲が若いまたは幼い女性に見える容姿で、正想知が無性的ロボットだが悪暴欲の対比ゆえに男性的にも見えるデザインであることを思い出す。なぜ女性容姿で悪暴欲にしたの〜とちょっと思ったよー。先生とベガパンクの趣味だろうからしゃーないが。

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宝石の国 の感想③ 

人への祈りを終えて以降の物語は会話詩のようで美しく、この物語の中で一番好きだ。
悪意のない言葉と言葉のやりとりは、人の行いの中で美しいものの一つだな。
最終巻は見かけたら紙で買おうかな。美しい会話を手元に置くのもいい。

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