部落差別 

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荻上チキsessionで、部落差別について上川多美さんが話していたのを聞いた。

私は香川の西の方の出身なんだけど、周りで部落差別の話はものすごくよく聞いてた。

以下、具体的な事例を書いておく。

実家のある土地は新しい土地で(昔は沼で、埋め立ててできた土地らしい)部落の人が移住してきたという噂があったという話を聞いたことある。
母がお見合いで結婚するときに(父は広島出身なんだけど)家柄/部落かどうかを調べに香川まで人が来て質問してきたとか。
姉や誰かが結婚するときに相手側が調べに来たとか。
こういう話を何度か、母や祖母、叔母から聞いたと思う。

祖母はどちらかというと「うちはちゃんとした家柄なのに調べるなんて失礼」という差別意識の残る文脈で、叔母や母は「今どき、そういうことをするなんて」という文脈だったと思う。

個人的にこういう話を知っているので、荻上チキsessionで上川さんの話を聞いたとき、そこまで地域差のあるものなんだとか、同和教育の差もあるんだということを改めて知った。

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部落差別 

高校時代に、部落差別について学んだとき、仲良くしていた友人が、部落差別のアファーマティブアクション的なことについて「お金使ってずるい」というような結論を出していて、ぎょっとしたことがある。
動揺して上手く返答できなかった。
その人は家庭環境も良くて真面目で頭の良い人で、偏差値高い某大学の学部に入学するような人だったから(高校以来、連絡取ってないからどうなったか分からないけど)社会的に大きな影響を持つ立場になったかもしれない…と思って、あのとき上手く返答できなかったことを思い出して悔やむことがあった。

これも地域差の問題もあったのかもしれないと、ラジオを聞いて思った。
私の実家のある場所はまだまだ残っていたけど、その人の住む場所は私の実家のあるところより東側なので、実感もなく、教科書で知るのみの話だったのかもしれない。

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