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国立民族学博物館行ってきた!
まさか行く余裕あるとは。
ラテンアメリカの民衆芸術、すごくよかった。

特に興味深かったのは「アヨツィナパ文書」
Netflixでドキュメンタリー映画「アヨツィパナの47人」を観たことあるんだけど、こちらは事件を社会的な側面や当事者の証言から構成した内容。
この事件と犠牲者が、アートに表されて、何か象徴的な意味を持っているんだということは分かったけど、なぜなのかは描かれてなかったと思う。
「アヨツィパナ文書」で、植民地支配から始まる社会の歪みを現代の社会の歪みと繋げていることが分かる。
占領以前の文化や宗教をもとに、社会への怒りをアートに消化する芸術/文化があるみたいで、アヨツィパナ文書もその一つっぽかった。
しかも占領以前の文化や宗教を、元の文脈で見るのではなく、あくまで現代的価値観をもとに作りだしてるのが面白い。

それにしても国立民族学博物館、駅から遠くて足がやばい😂
国立民族学博物館内も広い!

常設展示も特別展も面白かったけど、常設展示はもっと説明があると良いのになと思った。
常設展示では、あらゆる地域の、あらゆる民族の生活で使っているものを古代から現代まで収集してるんだけど、説明のなさもあって「人をコレクションしている」感に居心地が悪かった。

それはそれとして複数の宗教の混在や民間信仰がとても面白いので、ほんと説明がほしかった。
メソアメリカのカトリックと土着宗教(シャーマン)の結びつきに関する品も置かれてるんたけど、もっと詳しく知りたい。
精神的、信仰的にどういう感じなのか。地域や時代によって変わっているのか。
こういう分野の本ってあるのかな。

あと韓国の民間信仰もすっごく気になる。
映画やドラマで、シャーマンとか祭祀が描かれてるのは見るけど、どういう系統なんだろう?
例えば中国道教経由とか?
知りたいよー。

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