Netflixで1899観たんだけど、ものすごく面白かった✨✨
さすがダークの製作陣なだけある。
謎が謎を呼ぶ展開。
ダークでは全編ドイツ語だったけど、1899はイギリス人女性が主人公で、イギリス人が所有する船が舞台でメインが英語なんだけど、いろんな国の乗客がいて、艦長と船員がドイツ人なので、各国言語が混ざっていて、それぞれの人が相手の言うことを理解できたりできなかったりするのも面白い。

最初はケルベロスとプロメテウスは、夢と現みたいな関係かな?と思ったりしてた。
シーズン2早く観たい!

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ネタバレ感想 プラトンの「洞窟の影」の引用の仕方について 

プラトンの「洞窟の影」が、ドラマ内で「我々は本当の姿を見ていない」という文脈で引用される。

プラトンの「洞窟の影」はidea(理想)の説明として、美の本質とは何か?をどう理解したら良いのかという説明として出てくる。
プラトンは「本質」は存在するが、我々は本質の影を追いかけているようなものだという。
つまり本質とは概念であって、物質(現実世界)ではない。
なのでドラマで引用されてる文脈と少しズレてるような気がした。
ドラマでは登場人物たちが見る夢を「洞窟の影」と言ってるように思う。
ドイツのドラマでこんな間違いをするはずがないので、1899では「現実」とは異なる、「真実の世界」が存在するのかも。

あと「桶の中の脳」の例えも出てくる。
これは哲学で有名な、我々は桶の中で電気刺激を脳に与えられていて、現実を現実だと勘違いしてるだけだ…という思考実験のこと。

ここの関連で有名なのはデカルトの「我思う故に我あり」で、あとヴィトゲンシュタインとかなので、S2でこの辺を引っ掛ける展開になったら面白いな~と思う!
楽しみだ~キャンセルされませんように…。

ネタバレ感想 キャラクター造形 

面白かったのは、最初、兄弟として出てきたスペイン語話す人たちが、2人きりになったときの雰囲気で、すでに「聖職者ではないのでは?」「この2人、恋人では?」となったこと。
2人がとてもキューーートだったので、S2でもぜひ仲良くしてほしいんだけど、最後の宇宙船シーンでいたかどうかが分からない…。

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