あらすじ
203X年、総選挙の結果野党は空中分解し、与党J党と衛星政党による空前の独裁体制が完成した。直ちに憲法が改正され、緊急事態条項が組み込まれた。某年、与党政治家を狙ったテロ事件が発生するや直ちに緊急事態条項が発動され、旧野党は非合法化され、ここに永年独裁体制が完成した。
Nは「善良な国民」であった。選挙では必ずJ党にいれ、ネットではJ党政治に反対する「反民主主義者」へのバッシングを忘れなかった。
某年、不具合の多発していたマイナンバー制度は、懸念を押しきり完全に施行され、国民生活のあらゆる場面でマイナンバーの提示が必要となった。
それは運命の些細ないたずらだった。非正規雇用のマイナンバー担当職員が過労を押して覚醒剤をしようしつつ作業をしていたところ、Nと某年連続殺人事件の犯人として死刑となったXとNの番号を取り違えて入力してしまった…
「善良な愛国者N」の生活はここから雪崩を打って崩れていってしまう…
@pica_pica
俗物め!!!!