記憶について。
先日俳優の三谷昇さんの訃報を聞いて、思い出したのがモッキンポット師。ドラマの題名も内容もよく覚えていなくて、でもモッキンポット師は主役ではなくて、だれか主人公がいたはず。確か...岡田真澄さん?と思ったところまでで、便利なgoogle様と答え合わせしたら、違っていた。
モッキンポット師は『ボクのしあわせ』というドラマで主演は石坂浩二さん。岡田真澄さんが主演していたのは『おバカさん』で、2つとも1970年代始めの作品だった。
いやぁ、なぜか2つの作品が一緒になって記憶されていたらしい。当時小学生だった私のいい加減な記憶力にあきれたということを、久々にあった姉に話したところ、「記憶は曖昧だけど、この2つの作品は結構共通点があるよ」とのこと。姉はドラマではなく、井上ひさしさんと遠藤周作さんの原作の方を読んでいて、2つとも人の良い敬虔なクリスチャンを描いているとのこと。
記憶力はいい加減だったけれど、小学生ながらいい感性をしていたのだと自画自賛して話を終えることができた。姉よ、私の話を救ってくれてありがとう😊