SNSとか公式投稿の日本語のコメントとか見ると、褒め言葉の割合は見た目8:見た目以外2ぐらいなんだけど、それは割と現実世界と一致するというか
推しに対しても芸能人に対しても友人に対しても周りに対しても、どのレベルの関係でも、日本語で投稿する/日本育ちの多くの人は褒める時はまず見た目を褒めるんだよね
なぜなら日本社会は外見至上主義で、誰もが痩せたい、美白したい、顔ちっちゃく見せたい、スタイル良く見せたい、高見えのもの身につけたい、最新のトレンドに乗りたいとか、そいう前提ですべてが動いている
日本で存在しているあらゆる商品やサービスを見てみると、企画段階からマーケティングや広告まで、すべてがその「目指すべき姿」を基づいて作られている
私が「日本は商品やサービス充実しているのに、生活しやすいはずなのに、生きづらい」と感じる原因のなか、これが結構大きいと思う
それで少しでも"太っている"人をいじるとか、体重計の写真を投稿するとか、食事制限していたりジムに行ったり=えらいとか、好きなように食べると「食べ過ぎ」と言われてデブと言われるとか、見た目の改善=努力したとか、高校生向けの二重手術の広告が電車の中にたくさん出されても誰も違和感ないとか……その「目指すべき姿」の存在が無意識でも日々我々の思考や言動に現れているわけだ
しかし実はそれは色んな意味でとても差別的なものだと、気づいている人が少ないという現実
人を見た目だけで評価するのやめませんか