理系の人の話を聞くと、学部の後半から研究室に入るので、その時点からかなり忙しくなるという。大学院への進学率は高く、学部生と院生との接点も多いので、理系出身者の大学院に対する理解度は高い。
他方、文系は大学院に入ったところで急に要求水準が上がり、そのぶん研究に必要となる時間も激増する。
文系大学院への進学率は低く、学部生と院生の接点も少ないので、文系出身者であっても大学院に対する理解度は低い。むしろ、学部の延長線上でのんびりしたイメージを文系大学院生にもっている人が多いのではないか...という仮説をもっているのだが、どうだろう?
文系大学院生に対する社会的理解のなさには、そのあたりも関係しているんじゃないかと思っているのだが。
@brighthelmer
こんばんはー。
自分は学部卒(本当は院進したかったけど金がない)ですが、ちょうどリーマンショックと重なったのもあって、大学院博士前期に進む人は就職に失敗した人(厳しい言い方をしたら就職ができなかった負け組)みたいな印象はかなり強いですね。恐らく院進するつもりのない人はかなりそう思ってるかもと思ってます。
一方で、就職してから知ったのですが、理系は大学で研究してたら教授が推薦でいい就職先をあっせんしてくれるのだから、そりゃ学部でも勉強するだろうなと思ってしまいました。
@brighthelmer
学部というか業種によると思いますが、古いうちの職場(というか業種)は今も理系は推薦就職がメインで自由応募はあんまりないです。
自分は大学半分引きこもり(指導教員がいなかったので図書館で本を読んでばかりでゼミも就活であまり行けなかった)ので、実際院卒の人のうちどれくらいが就職失敗組なのかは不明ですが、でも実際博士前期で就職する人って外から見たら「2年少し研究して学部卒に比べてどれくらいプラスなのか。」みたいには思っちゃうのというか、それって実質就職失敗じゃないのとかなんとか思っちゃいますね。今は就職活動時期が学部卒でもだいぶ早まってると聞きますが、自分たちの頃は就職組は3回生後半から活動してたのを鑑みたら、博士前期で就職するつもりだといつ研究するの?(実質半年?)とか本音だと思っちゃいます(実際、そんな感じで院進するか就職浪人するかみたいなのはリーマンショック当時卒業組では話題でした)。