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『論語』「先進第十一」篇、TVアニメ版『論語』における孔子の弟子たちの当番回を集めたような篇だった。

『論語』先進第十一篇を半分までしか読めなかったが、なぜ世間がそんなに騒いでいるのかよく分かっていない親にインボイス制度を説明するという孝行をしたので儒教的には問題なしだろう。

おそらく、古代中国社会の背景知識を入れて漢字ひとつひとつの差異を味わえるようになれば面白くなるのだろうが、とりあえず新釈漢文体系と高橋本の現代語訳で済ませて次に進むことにする。

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高橋源一郎『一億三千万人のための『論語』教室』(2019、講談社現代新書)では、礼を実践するにあたってふさわしい、しかしこまごまとした服装の規定を述べた条の現代語訳で、唐突に「細かいですね」と高橋の感想としか言いようの無い訳が出てきて面白い(237頁)。もちろん原文には無いのだが、訳を読んで読者が「うわっ、こまけー」と飽きてくる絶妙なタイミングで挿入されるので読み通せてしまう。

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『論語』「郷党第十」の篇のつまらなさを入門書はどう対処しているのか気になって図書館で調べたところ、他の篇に比べて取り扱われる条は少なく、篇を丸々省略しているものまであった(笑った)。

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サーバーを引っ越す時に従前のアカウントのフォロワーを引き継ぐと、引っ越し後に「○○さんにフォローされました」という通知が従前のフォロワーの数だけ来るんだけど、自分が人気者になったと錯覚してしまうのでよくない。

「たぶん」では生ぬるいな。「絶対に」している。

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たまたま自分が知っていることだから世間の人の誤解が分かるというだけなので、そうでない所ではたぶん私もとんでもない間違いをしている。

Twitter、「世間の人はインボイス制度の何が分かっていないのか」を知るのに役に立つ。何だかんだでまだ人口が多いからね。

「これは古代中国の設定資料集、つまりアルティマニアなんだ」と思って読むことにした。

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『論語』の「郷党第十」の篇、これは読むのが辛い……。礼の規定に沿った孔子の行動に対する記述が淡々と続くので飽きてくる。

「子曰く、苗にして秀でざる者有るかな。秀でて実らざる者有るかな」(論語・子罕)について古今の注釈家が概ね顔回の夭逝を孔子が悼むものとしているらしいのだけれど、古典として価値を持って色んな人に読まれると匂わせが匂わせでなくなってしまうんだな、と思った。

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