Twitter、「世間の人はインボイス制度の何が分かっていないのか」を知るのに役に立つ。何だかんだでまだ人口が多いからね。

『論語』「郷党第十」の篇のつまらなさを入門書はどう対処しているのか気になって図書館で調べたところ、他の篇に比べて取り扱われる条は少なく、篇を丸々省略しているものまであった(笑った)。

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高橋源一郎『一億三千万人のための『論語』教室』(2019、講談社現代新書)では、礼を実践するにあたってふさわしい、しかしこまごまとした服装の規定を述べた条の現代語訳で、唐突に「細かいですね」と高橋の感想としか言いようの無い訳が出てきて面白い(237頁)。もちろん原文には無いのだが、訳を読んで読者が「うわっ、こまけー」と飽きてくる絶妙なタイミングで挿入されるので読み通せてしまう。

おそらく、古代中国社会の背景知識を入れて漢字ひとつひとつの差異を味わえるようになれば面白くなるのだろうが、とりあえず新釈漢文体系と高橋本の現代語訳で済ませて次に進むことにする。

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