『狙われた女』(1949、ルイス・R・フォスター)
金持ちの作家が、毎夜妻を香水瓶で頭を殴り殺すという悪夢を見る、というので精神分析医にかかる。医者は、それは危険な兆候だと警告し、妻とも面会する。ところが翌朝作家が目覚めると、妻が夢と同じ香水瓶で殴られ死んでいた。というところから始まるミステリー映画。なかなか面白かった。
冒頭の主人公の悪夢のシーンから結構掴まれる。
特定の主人公がいなくて、クセのある複数のキャラクターが動き回って話が進んでいく感じ。胡散臭い私立探偵(ダン・デュリエ)とか、捜査を指揮する刑事(アート・スミス)のユーモラスな感じとか、あと、アパートの半地下の部屋で警察無線を聴きながら合鍵製作したり盗品の買取をしてる怪しいおっさん(イアン・ウルフ)とか、みんなキャラがたっている。
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