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『噴火山の女』(1950、ウィリアム・ディターレ)

イタリアの大女優アンナ・マニャーニ主演。その存在感がすごい。
イタリアの島で撮影されていて、少数の主要キャスト以外は多分現地の素人を使ったネオリアリズモ的な方法で撮られている。
漁ろうと軽石の採取しか生活の糧のない火山の島に、女(マニャーニ)が18年ぶりに帰ってくる。売春の罪で島に還されたのだが、因習的な島民の間であっという間に噂が広まり、女は島に残っていた年の離れた妹弟と共に爪弾き者にされてしまう。
そこで、どうやって生きていくかっていうところでこのマニャーニという人の強さ、エネルギーというのが出てくるのが見どころ。ああ、面白かった。

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