バスター・キートンのコメディを見ようと探したら未見の『カメラマン』というのが出てきたので見ました。いや〜面白かった。
1928年だからほぼ100年前の映画ですか。リマスターが素晴らしくてめっちゃ画像がキレイ。サイレントも末期なのでストーリーテリングもカメラワークも十分に洗練されていて、もちろんキートンのアクションも素晴らしい。
The Cameraman (1928 Film) - 4K Film Remaster https://www.youtube.com/watch?si=RV0Q3zJj_ba5Mtre&v=Zf5zqLwB5kw&feature=youtu.be via @YouTube
昨日見たキートンの"The cameraman"、洗練されてるなあと思うのはこういうところ↓
https://www.youtube.com/clip/UgkxSvm17rFHTEZPiMzIcrR9uT-vV5KCr0Gv?si=uzerKdN02jGig09u
ニュース映画のカメラマンになるぞ、とやっては見たものの最初のフィルムは散々な出来で周りから嘲笑されてしまう。落ち込んでいるキートンを会社の事務の女の子サリーが慰めるという場面。
(淀川長治風に)暗い室内から明るい廊下に切り替わって、サリーがそっと近づいてきてキートンの顔を覗き込んで肩に手を伸ばすところの、このなんともしれんやさしいやさしい感じが綺麗に出ていて見事でしたね。
体を張ったアクションの人なんだけど、性格的には逞しい男男した男っていう役柄を全然やらない。弱くて頼りないんだけどおかしな状況に巻き込まれて格闘しているうちになんとかどうにかなった、みたいなのが優しくていい感じですよね。キートンって。
QT: https://fedibird.com/@orangegreenblue/112496684095772871 [参照]