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『授業料』(1940, 崔寅奎・方漢駿)

何故か急に思い出したのでメモ。
日本統治下の朝鮮映画。小学生の子ども、両親が遠くの町に出稼ぎに出て祖母と二人暮らし。両親はしばらく音信が絶えていてお金も送られてこない。学校からは授業料を持ってくるように催促を受けるがそんなお金はない。病弱で動けない祖母に代わって隣町に住む叔母を訪ねてお金を借りてくることになる。

大人にとっては大した距離でもないが子どもには大変な冒険になってしまうというところ、あと、その用事が学校に絡んだことであるというところ、キアロスタミ『友だちのうちはどこ』と共通する。そういう小さな(だけど当人にとっては大きな)冒険のお話。

と言いつつ、朝鮮統治下の話なので目につくのは、先生が日本人で授業は日本語で行われてるし、優しい先生だけど(授業料のお金を貸してくれる)朝鮮語は少しもわからずそれが当たり前という風であるとか、そもそも小学校で授業料?とか、そういうところになってしまう。

長く失われた映画だったのが10年ほど前に発見されたとか。
↓で全編公開されてます。

1940 授業料日本語 日本統治下の朝鮮映画 youtube.com/watch?si=MQrFdIftj via @YouTube

しかし、なんで急に思い出したのか??

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