月の国の収穫祭
十五夜、十三夜が終わった神無月の末にその年の豊穣に感謝する祭りが月の国にはある。
地上の繁栄は月と太陽のおかげというのがこの国のものたちの常識なのでこの祭りでは月姫に感謝を捧げるのが通例だった。
しかし、今年は太陽の君の婿入りもあり、太陽と月がこの国には揃っているので民達の盛り上がりは最高潮となった。
祭壇の上に仲睦まじい様子で座っている太陽の君と月姫たちを民たちは祈りながら感謝しながら今年採れた作物を奉納する。
太陽の君は噂通りの麗しさで、最上の姫と言われた月姫の隣にいても遜色はなく、その太陽のような風貌で、本当に愛おしそうに月姫をその腕に抱いていた。
とある奉納者が月姫に盃を渡し、そこに酒を注いだ。月姫は感謝を述べてその盃を飲み干した。
すると月姫はそのまま眠るように倒れ込んでしまった。太陽の君が抱きとめ鋭い声を上げる。
盃を渡したものは警備のものに取り押さえられながらも、叫ぶ。
「その酒は冥府の酒である。月姫の力で冥府の扉を開くのだ」
「そいつを牢へ。医者を呼べ!」
冥府の扉を閉ざすため、太陽の力を魔力へ変換する役目を持つ月姫。
冥府の食べ物は存在を冥府の所有物への替えてしまう。つまり酒を飲んでしまった月姫は死者になってしまった。
公爵位は多分ノルウェラ様に付随しててミハエルさんが臣籍降下→婿入りしたから
ミハエル(名前)・アーノルド(家名)・ロックマン(公爵位名)
になってるから、アルウェス君が独立して結婚するなら
アルウェス(名前)・アーノルド(家名)・フォデューリ(侯爵位名、多分新設)
になると思われる( ˇωˇ )
イメージ長男以外が親と同じ爵位名乗れない気がするから、次男以下は成人後親が複数爵位持ってなければ新設した爵位で呼ぶしかないと思う。
ミハエルさんがフォデューリ侯爵位も持ってないのは原作で確定してて特別にアルウェス君が貰ってるらしいから新設爵位が正式だと思われる。
カーロラ王女の仮面舞踏会や船上結婚式で自分をフォデューリって名乗ってるし、多分周囲の平民の友人がロックマンと呼ぶのを許容してるだけであって本来もうロックマンじゃない可能性がある。
だから次男以下が大人になったら婿入り先の爵位と家名を名乗るか爵位新設してアーノルドの家名を使うんじゃないかなぁ。分家扱いと言うかビル君がアーノルドの兄脈でアルウェス君が弟脈的な。家名が変わらない理由とかは単にドーランが家名=爵位名の家が今のところないから。
トィル村のアズベルグマン辺境伯もモズファルト家だし。
ハイズ君がマリスと結婚した場合が地味に難しい。
好きなものを好きなだけ。よく見えないものが見えてますがそっとしといてください。食べ物と推しの話しかしない。