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竹林七草『お迎えに上がりました。国土交通省国土政策局幽冥推進課７』（集英社文庫）、３／２０読了。シリーズ第七作にして完結巻。幽冥推進課が突然「消滅」し、路頭に迷うこととなってしまった朝霧夕霞。一国民として元同僚の依頼や残業をこなすうちに。

#竹林七草
#お迎えに上がりました。

櫛木理宇『業火の地 捜査一課強行犯係・鳥越恭一郎』（ハルキ文庫）、３／１８読了。昔ながらの濃密な人間関係が残るＬ県正護市北区で起きた連続放火殺人事件。県警刑事鳥越恭一郎が「相棒」の鴉たちとともに過去から続く「火」にとらわれたものたちによる事件の謎を解き明かす。

#櫛木理宇
#業火の地

知野みさき『仇持ち 町医・栗山庵の弟子日録 一』（PHP文芸文庫）、３／１８読了。仇持ちの武家の娘・凛と昔の仲間から仇と狙われる町医者千歳、千歳の弟子で隻腕の佐助。三人の出会いとそれぞれの仇との対峙を描いた人情時代小説。次巻以降の展開が楽しみ。

#知野みさき
#仇持ち町医栗山庵の弟子日録

西條奈加『わかれ縁 狸穴屋お始末日記』（文春文庫）、３／１７読了。ひょんなことから公事宿・狸穴屋で働くことになった絵乃。自身も借金と浮気を繰り返す夫との離縁を望んでいるが、離縁の調停を得意とする狸穴屋でさまざまな別れ話と遭遇し。人情時代小説。

#西條奈加
#わかれ縁狸穴屋お始末日記

内藤了『禍事 警視庁異能処理班ミカヅチ』（講談社タイガ）、３／１７読了。シリーズ第三作。生前の折原警視正と極意が悪魔憑きになった経緯が明かされる本作。時が来たとき、戦うべきもの正体がうっすらと。今夏刊行予定の次巻も楽しみ。

#内藤了
#禍事警視庁異能処理班ミカヅチ

霜島けい『生目の神さま九十九字ふしぎ屋商い中』（光文社時代小説文庫）、３／１７読了。シリーズ第九弾。いわくつきのものを商う九十九字屋。唯一の奉公人・るいの身に危険が迫るが。心温まるファンタジー時代小説。せめて一年に一回のペースで新刊を出してほしい。

#霜島けい
#生目の神さま

阿泉来堂『贋物霊媒師２彷徨う魂を求めて』（PHP文芸文庫）、３／１６読了。「今世紀最強の霊媒師・櫛備十三」と助手の美幸の活躍を描くシリーズ第二弾。四編収録。第四話で櫛備十三が過去と霊媒師になった理由が明かされる。次巻も楽しみなホラーミステリ。

#阿泉来堂
#贋物霊媒師２彷徨う魂を求めて

白川紺子『京都くれなゐ荘奇譚 三 霧雨に恋は呪う』（PHP文芸文庫）、３／１４読了。千年蠱の呪いにより二十歳になる前に死ぬ運命とされる麻績澪と転生した千年蠱・凪高良を中心に邪霊を祓う蟲師たちの活躍を描くシリーズ第三弾。日本的なじめっとした怖い話四編収録。

#白川紺子
#京都くれなゐ荘奇譚

まはら三桃『つる子さんからの奨学金』（偕成社）、３／９読了。高校入試を控え、曾祖母のつる子さんから奨学金を提案された藤村わかばといとこの伊藤樹。条件は今の学力よりワンランク上の高校を目ざすこと。わかばと樹の決断と行動に拍手を送りたくなる一冊。

#まはら三桃
#つる子さんからの奨学金