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三國青葉『福猫屋 お佐和のねこだすけ』(講談社時代小説文庫)、11/16読了。夫を亡くした主人公のもとに猫がやってくることによって、次々と猫がらみの騒動が起こる、猫好きにはたまらない心温まる時代小説。多頭飼育など現代的話題も取り込む。次巻も期待


黒史郎『かくされた意味に気がつけるか? 3分間ミステリー 3つのトリック』(ポプラ社)、11/14読了。44編ものバラエティに富んだミステリーを収録。著者のレトリックのうまさに驚かされる。


米上院選挙、民主党が多数派を占められるとのニュースを聞いて、ほっとひと安心。下院も共和党との議席数にあまり差が出ないといいのだけど。

中島久枝『湯島天神坂 お江戸如月庵へようこそ 満月の巻』(ポプラ文庫)、11/11読了。シリーズ完結巻。主人公である如月庵の女中・梅乃の母にまつわる謎が明らかになる。ずっと読んでいきたいシリーズだったのでこの巻で完結してしまったのは残念。

天野頌子『四十九夜のキセキ』(光文社文庫)、11/10読了。コミカル要素の強い序盤から後半の切ない恋愛に向かうストーリーの組み立てが絶妙。「陰陽屋シリーズ」ファンにもぜひ読んでほしいハートウォーミングストーリー。

小野不由美『緑の我が家 Home,Green Home』(角川文庫)、11/9読了。加筆修正を重ねながら版元・レーベルを変え、出版され続けてきた名作。ホラー好きにもミステリー好きにもオススメできる読後感がいい物語。

山本巧次『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を』(宝島文庫)、11/8読了。シリーズ第9弾。江戸で起きた連続不審死の謎を現代科学の手法を用いて解き明かす。おゆうをめぐる恋のさや当ても。次回作も楽しみ。

荒川悠衛門『異形探偵 メイとリズ 燃える影』(角川ホラー文庫)、11/7読了。第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作品。詰め込みすぎているように感じる部分もあるけど、続編も読んでみたい物語。

泉ゆたか『お江戸けもの医 毛玉堂』(講談社時代小説文庫)、11/4読了。江戸・谷中のけもの専門の養生所「毛玉堂」で起こる動物の病気をきっかけにした人と人、人と動物の物語を収録した人情ものの時代小説短編集。

アンソニー・ホロビッツ作田中奈津子訳『ホロビッツ ホラー』(講談社)、11/2読了。主人公は全員中高生の短編集。ホラー好きな読者から怖いものが苦手な読者まで幅広い層に受け入れられそうな物語が収録。著者のほかの作品も読みたくなった。

画像は10月に読んだ紙書籍。それと電子書籍で今市子『百鬼夜行抄 30』。

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