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Netflixにある「ブラジル 消えゆく民主主義」というドキュメンタリ。

ルーラ大統領ら、ブラジルの民主化のためにずっと闘ってきた民主派に「”腐敗疑惑”がある」、
と富裕層(政治的には極右)がマスメディア・SNSへの影響力を用いて扇動。

自分たちの既得権益がおびやかされることを恐れたためです。

彼ら極右と協力関係にある司法権力によって、ルーラらが「犯罪者」に仕立て上げられていく様子を描いています。

(この作品、題名が地味すぎて、おもしろいかどうかわかりにくいですが、勉強になるしおもしろいので、おすすめです)。

・「ブラジル 消えゆく民主主義」
netflix.com/jp/title/80190535

ルーラが捕まっていたあいだ、政権をとっていたのが、極右のボルソナロ。

ボルソナロによって、富裕層のための政治が行われ、先住民が住むアマゾン流域の環境破壊もどんどんすすみました。

結局、犯罪などしていなかったうえ、市民からの強い支持があるルーラは、釈放されて2022年の大統領選に再び出馬、当選。

敗れたボルソナロは、議会襲撃をしたトランプ派同様の悪あがきをしました。

こういう一連の経緯からみても、ルーラ政権が悪質なSNSに対して、断固とした姿勢を示すのは当然のことですよね。

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