雑誌『世界』(岩波書店)のツィッターアカウントが不当凍結されたので、非力ながら少しでも応援すべく8月号の書影(って言うのかな)と目次を宣伝しておきますよ。定価935円(税込)。
さて、『世界』は誰にとって不都合なのでしょう。
周司あきらさんのブログ。
わたしもこれは言っておきたいのだけど、『トランスジェンダー入門』は別にトランスの人でなくたって書けます。あるていどの時間をかけて、法律や制度を調べて、世界中の調査データを集めて、標準的な概念使用に通じて、あるていどものを考えれば、誰でも書けます。でも、誰も書かないんですよ。誰も、そんなエネルギーをトランスジェンダーのために割いてくれない。だから私たちで書きました。だから申し訳ないけれど、この本を「当事者の声」にカウントしようとしている人がいるなら、ちゃんと本を読んでください。この本は、そんな本じゃないでしょう。
https://ichbleibemitdir.wixsite.com/trans/post/book_trans_new
『トランスジェンダー入門』について、本屋として発する必要があると考える記事をひとつ書きました。が、とにかく本書を読んでください。話はそこからだと思います。
『トランスジェンダー入門』で「入門」する多くの“私”へ向けて——「入門」のその先へ/を/に