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ゾラージャのこと 

よくよく考えたらめちゃくちゃエモいでは?となっているんだけど
ゾラージャの「疲弊するまで戦争して争いの愚かさを民に知らしめて平和にする」みたいな理想、別にゾラージャの本心というかほんとにやりたいことはそこではなくて、本当は父に認められたい、何か自分が自分であると証明できる唯一のものが欲しい、そうなった時自分が持ち得るものは武力だけで、武力を示せるのが戦争だとなっただけなのかなと。
奇跡の子というレッテルも、血の繋がりのない家族の兄になったことも、幼いゾラージャには心の負担で、ずっとそれがゾラージャを苦しめていたのかなと思う。国すら統一してみせたグルージャジャが、文化も違う民族をまとめあげた英雄が、唯一血を分けたもっとも近しい家族の心を分かってあげられなかった、唯一グルージャジャが救う事ができなかったのが血の繋がった息子だった、のであればめちゃくちゃエモい設定とストーリーだなと…
でもゾラージャ周りの描写とか、兄弟の関係性とか、あとラマチが国民を殺して侵略してきたスフェーンの話は聞こうと尽力したのに、ゾラージャとは戦うしかないって諦めちゃったとか、そういうので描写が足りなくてゾラージャのことよく分からないで終わっている…何がお前をそうしてしまったんだい…家族は重荷だったかい…

ゾラージャのこと 

グルージャへ「お前のことを何とも称さないし何者にもしない」みたいなこと言ってたのがゾラージャの全てで、周りの期待、レッテル、偉大な王の後釜の次期王としての重荷、と思ってたら血の繋がりのない兄弟たちにも王としての権限が、とかそういうのが全部全部ゾラージャの生きづらさで、グルージャに渡した優しさだったと思うんだ。グルージャジャはゾラージャの苦しみを理解してあげられなかった、知ろうとしてあげられなかった。だったら私はラマチに、父にはできなかった「ゾラージャを知る」という行動をとってほしかったんだ…もう戦うしかなかったんだろうか…だってラマチ、マムークでも、敵兵でも、侵略者でも、知ろうとしてたじゃないか…周りの人を殺されても、酷いことをされても、トラルヴィドラールを解放するとかいうあわや大災害を起こされても、知ろうとして、許してきたんでしょ…実の兄にどうしてそれをしてあげらなかったんだろう…グルージャジャができなかったことを、ラマチが成し遂げる、ってストーリーならもう多分号泣しながらゾラージャァ😭😭ってなってたよぉ…ここまでほぼ妄想なんだけども…

ゾラージャのこと 

ゼノスとはまたタイプが違うというか、ゼノスは何かを重荷に思ってああいう性格になったではなく、どちらかというと他と感性が完全にズレてて何にも面白みを感じられず、唯一ゼノスの感覚を刺激して、かつゼノスと同じところにきてくれそうなヒカセンに出会ったのが運命の変わり目、みまいなキャラだったから、そんでパッチ跨いででも十分どういうキャラかずっと描写され続けてきたから、ゼノスのことキャラとしてよくわからない、ってことも無かったわけだけど、ゾラージャは違うじゃん…彼は明らかに過去から今までを引きずって生きてきてるじゃん…原因があるならそれを知りたいじゃん…ゾラージャはきっと知ろうとしてくれる人がいたらあそこまで孤独じゃなかったと思うんだ…ラマチは諦めちゃったけど私はゾラージャのこともっと知りたかったよ…ゾラージャ…

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