結婚式用に色々買いそろえないとなと思ってるが、数年ぶりなので何が必要なのかもほとんど思い出せない
“中つ国”へ最初の一歩を踏み出すあなたへ――トールキン研究家・髙橋 勇氏による「一つの指輪:指輪物語TRPG」入門ガイド
https://www.4gamer.net/games/665/G066552/20231005023/
ちょっとずつ買いそろえてる新校本宮沢賢治全集、14巻が1200円で見つかったので注文。
残りは11、13上下、16下、別巻の5冊。
電車の中でずっと泣いてる幼児がいて、まあそこは別に全く気にしないんだけど、ずっと「いやー!いやー!」って言いながら泣いてて、(すごい! 絵に描いたようなイヤイヤ期だ!)と謎の感動を覚えた。本当にイヤイヤって言うんだ……。
そういや読み終わった。
「物語」(説話論)として還元不可能なもの、説話論の構造から言葉が逸脱し、独走しはじめるところに「小説」が存在する……「物語」は「物語」でやればいいのであって、それが「小説」になる瞬間が存在する、そういうことを「物語」について語ることで消去法的に示そうとした本だった。
ここで語られる「小説」が極めて特殊な用法であることは言うまでもないが、
・人類の歴史(主に西洋史)の中で神話や戯曲・叙事詩とは切り離された近代における「小説」というものの歴史的な異端性
を、「物語ではできないこと」としての散文芸術と、アナロジカルに結びつけ、位置づけようとするのは興味深かった。そのあたりは批評の意味、批評家の役割とも結びつけて語られてて(その辺の理解はかなりあやしい)、難解ではあるが刺激的な批評だった。
それはそうと、蓮實重彦の本は『夏目漱石論』を積んでるので実はそっちの方が気になるんよな。