最近のTBSとか、岸田首相への批判をしっかりやるメディアが出てきたことを考えると安倍さんのときに比べて自民党のメディア懐柔のスキルは落ちているのかなという印象がある。
だからこそというか、今の自民党が自ら入管法を諦めるとはちょっと思えない。それはそういう緩みというか停滞というか、力の衰えを実感しているはずだからで、「バカな左翼の言いなりになってやるべきことを停滞させる」ような姿を少しでも見せたら維新のようなより極端で刺激的なカルトに流れていってしまうと危機感があるだろうから。V9巨人軍的な、常に必ず勝ち続けるヒーローを求めている弱者にとってはヒーローが「負ける」なんて絶対許せないので、その支持を失いたくない自民党的には「良識」に基づく批判に惑わされて本来なら強行採決で可決できるはずの法案をみすみす取り下げる(諦める)なんてことができるわけないよなあ、という。
今回の岸田首相の長男の騒ぎについて岸田さん推しのたらればさんはどんなコメントをしているのだろう・・と思って見にいったら、何も言ってなかった。