日曜日、徳島日曜市に行った。早朝のバスに乗り、七時前には着いたけれど、すでにたくさん人がいた。消化器の箱を持っている人が中身の消火器も買うか迷ってウロウロしたり、デカすぎるサツマイモがあったり、袋いっぱいのサツマイモの蔓を売っている人がいたり、メダカ売りもたくさんいたし、花の叩き売りをしている人のところには人が集まって活気があった。
一ゼと書いてボウゼと読むお寿司を朝ご飯に買って食べた。徳島ではハレの日に食べるらしいと教えてもらう。ボウゼはそのあとに行った文化の森にある徳島県立博物館の徳島の暮らしコーナーにも説明があった。一ゼは丸ごとの魚で、これはどこから食べるかを迷わせる鯛焼きのようなお寿司だった。
一目惚れした梅干しとか、話し込んでしまったトマト屋さんのトマトとか(トマトは青いトマトの方が美味しいという話題だった)、安かった空豆とか(ここでは急遽牛の調査もさせて貰えた)、おおよそ荷物になることを忘れてつい旅行中には不向きなものを買ってしまった。だけどもっと欲しいものがいっぱいあった。