通っていた展覧会が終わり、土日は久しぶりに展示工房作業がない日となったので、ようやく徳島に木造船zineを作る際に取材させてもらった人に冊子を届けてお礼を言いに行った。
みなさんお変わりなくお元気そうで、いきなり作った冊子を好意的に受け取ってくれてよかった(先生に教えてもらって、やはり先に取材者には許可をもらうべき、ということを学んだので、今後は注意したい)
徳島城博物館では副館長にもお会いできた。藩主蜂須賀家のとっておき話を披露する講演会を丁度していて、徳島の歴史関係の文献でよく名前をお見かけする根津館長の話を聞いた。講演会、満員御礼だった。
そのあと向かったのは、文化の森の徳島県立近代美術館の企画展、常設展。とても良かった。作品の集め方、テーマの境界の捉え方、美術や作品、作家の歴史的背景とその手法など。作品自体がどれもどきどきしてしまうほどよい。常設はもうひとつの企画展みたいなボリューム。この美術館、凄い。
知り合いの作品も展示していたので、この美術館のすごさを伝えたところ、人間像をテーマに作品をコレクションされているとの返事が来た。
翌日も同じく文化の森にある、鳥居龍蔵記念博物館、徳島県立博物館も行くと、この総合施設全体の相互作用が美術館の所蔵のクオリティの高さにつながってるんだろうな、と感じた。