@noki104
近代的な意味での「自我」が主体的な語り手になるのも、小説が成立してからの話で、それ以前の物語は、共同体の歴史や価値を共有するための仕組みなわけで。そもそも個性なんていうのも、後世になって仮想的に構成された概念みたいなものですよねー。
どうも歳をとると余計に、個人の苦悩とかより、オバケやきつねが悪さをするといった物語で世界の秩序を理解するような心象のほうが、俄然気になります(笑)。
@mikanshibano まさに小説と物語の違いですね。そう考えると、というか最近特に思っていますが、個性や自分らしさなんていうものは、あえて強い言葉で言うならば幻想にすぎないなあと思うようになりました。あまりそれに囚われすぎることはないというか。個性というものは、特別なことをしなくても普通に過ごしていれば自ずと発揮されるものかなと思いますね。
@mikanshibano わかります笑 過去の私も同じことをしそうです。ただ、凡庸であることを受け入れてから色々とうまく行くことが多く、こう思った次第です。
後半部分、頼もしい限りです。いつも興味深いトゥートをありがとうございます☺