@xxx_pp0139 2017年4月に、日本で最初のブームがあったのね。
その時に立ち上がったサーバの一つがmstdn.jpで、最初はそういう名前じゃなかったんだけど、誰かが日本の公式サーバっぽいドメインとキャッチコピーでやっちゃいなよって提案したらしく、そこに人がたくさん集まって、日本の中心的なサーバとして成長した、っていうところまでは歴史的にあるんだ。
ただ、大学生が実家のPCで立ち上げてみただけのサーバにとんでもない人数が殺到したので、さくらインターネットやドワンゴが支援したり、別の運営者が引き継いだり、そこが手に負えなくなってさらに別の運営者が引き継いだりして、運営も大変だったし、
自由な気風で、よほど迷惑を掛けない限り制限したりしないので、よく言えば誰にも遠慮せずに使えるサーバ、悪く言えば治安の悪いサーバということで、
このサーバが日本鯖って名乗るのはどうなのか? 誰もがmstdn.jpにアカウントを作るものだと思い込んでいて、アカウントを作ってみてビックリし、Mastodonの悪評が広まるのはどうなのか? みたいな議論が絶えなかったんだよ。
そのうち、なんか喧嘩したり、サーバトラブルでマトモに使えない時期などを経て、いろんなサーバに人が散ったので、今はそういうのも昔話になったね。
@xxx_pp0139 で、イーロンマスクがやってきて、何度かマストドンに人がいっぱいくるブームみたいなのがあっって、日本ではmstdn.jpの他、pawoo.netやfedibird.comが引き受けていたんだけど、それだけでは厳しいぐらい人が増えた。
そのとき、バイク鯖ってテーマサーバを運営していたくろりんごさんが、自分も何かできないかということで、mastodon-japan.netっていう、もう一つのmstdn.jpを意識したサーバを作ってくれたりしたよ。いまも人数はそんなに多くないけど、登録可能な汎用サーバとして有力候補になるところだよ。
fedibird.comは、3万人を越えたあたりで、これ以上大きくしていくと、サーバの特徴や運営方針と合わないユーザーが増えてしまうミスマッチが拡大していく状況が見えていたし、運営費用を賄いきれなくなるから、登録を承認制にしたんだよ。そのまま登録を受け付けていれば第二の日本鯖になったと思うけど、あえてそうはしなかった。
そういうわけで、まあまた必要があれば新たな日本鯖みたいなのを作ってもいいけど、今は他の人に任せているよ。